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東京慈恵会医科大学 呼吸器内科
東京慈恵会医科大学 内科学講座 呼吸器内科

助教

渡邉 直昭

NAOAKI WATANABE

東京慈恵会医科大学 呼吸器内科
内科全般を網羅できる医師を目指して

私が呼吸器内科を選んだ理由は、内科学で興味のあった3つのことを全て取り組めると思ったからです。1つ目は、急性期医療です。呼吸器内科では、ICU管理・急性期病態の対応を多く行います。2つ目は、感染症です。呼吸器内科で学べる感染症は、結核やアスペルギルスなど、多岐に渡ります。3つ目は、慢性期の患者さんへの対応です。肺がん患者さんの先進的治療から、場合によっては終末期の看取りまで、ご家族と一緒に最期までお付き合いすることも、呼吸器内科では経験します。このように、呼吸器内科なら、私が取り組みたかった内科学の全てが経験できるだろうと考えました。

当院の呼吸器内科は、非常に雰囲気の良い医局です。後期研修医1年目の時に、上級医が研修医の意見であっても熱心に耳を傾けてくださったことがとても印象に残っています。楽しい雰囲気でありながらも、患者さん・医療に対して一生懸命な人たちばかりです。日々、皆で意見を出し合いながら、その根拠まで掘り下げ、患者さんにとって最善なことは何かを、しっかりディスカッションしています。他大学では、チームごとに対象疾患を絞ることもありますが、当科では、チームで疾患を分けることはせず、各専門分野の先生方にカンファレンスに参加いただいて、全員で呼吸器内科の様々な疾患を診ています。呼吸器疾患を通して、全身を診る力を養える環境となっています。

東京慈恵会医科大学 呼吸器内科
基礎研究を通して、臨床における視野も広がった